▼ 2009/06/04(木) 違うバージョンのFirefoxを同時に使う
Firefox 3.5のRCもそろそろ出るし、正式リリースも来月くらいって話なので、別のバージョンのFirefoxを1つのシステムに混在させる方法の紹介でも。あとはこの違うバージョンのFirefoxを同時に動かすところまで。今、3.0を既に使っているとして、3.5も使いたいという流れで説明していきますよ。Ubuntuでの例ですが、FirefoxなのでWindowsでもMacでも同じような方法でたぶんできるはず。
■ Firefox 3.5b4を使えるように
Firefox 3.5b4が以下からダウンロードできるので、ダウンロードしておく。Ubuntuであれば、aptでインストールもできるけど、ここでは公式から落としたものを使うことにする。
http://www.mozilla.com/en-US/firefox/all-beta.html
ダウンロードが完了したら展開して、展開したもの一式を自分用のアプリケーション入れにでも移動しておく。僕の場合は、$HOME/app なんてディレクトリを作ってそこに格納している。この辺は好みで。
$ tar jxvf firefox-3.5b4.tar.bz2 $ mv firefox ~/app/firefox-3.5b4 $ cd ~/app/firefox-3.5b4
次にプロファイルの作成をしてやる。今回はFirefox 3.5用に新規でプロファイルを作成してやることにする。上記で展開したfirefoxディレクトリに移動した後に、以下のようにFirefoxを実行して、ProfileManagerを起動してやる。なお、Firefoxは全て終了した状態にしておく。
$ ./firefox -ProfileManager
ProfileManagerが起動したら、新規作成してやればOK。特に難しいところは無いと思うので、ウィザード通り完了させる。今作ったプロファイルと今まで使ってたプロファイルの2つが出来上がってることをこの画面で確認しておく。ここでは、今回作ったプロファイルの名前は、firefox3.5b4 として説明を続けますよ。別にプロファイルの名前は好きなもので。あと、プロファイルについては、$HOME/.mozilla/firefox/ に出来上がってます。
あとは、この新しいプロファイルでFirefox 3.5を起動させてやればOK。先ほどの展開したディレクトリにいる状態で以下のコマンド実行でFirefoxを起動させる。-Pオプションの後ろにプロファイル名を指定してやってる。
$ ./firefox -P "firefox3.5b4"
いちいち、コマンドから起動するのは面倒臭いという場合は、パネルに追加してやればいい。以下みたいな設定でパネルへ追加してやる。
大事な指定は [コマンド] のところで、僕の場合はFirefox3.5の実行ファイルのPATHは、/home/chibi/app/firefox-3.5b4/firefox なのでこれを指定して、更に今回作成したプロファイルを指定している。これで、パネルに追加されたホロのアイコンをクリックすれば、Firefox 3.5が起動してくれる。
あとは紛らわしくなるのも嫌なので、今まで使っていたFirefox 3.0についても起動する際は、プロファイルを指定してやるようにする。この時指定するプロファイルは今まで使っていたプロファイル。今回作成したものでは無いほう。パネルにFirefox 3.0を追加している場合は、[コマンド] で指定している実行ファイルのパスに同じように -P "プロファイル名" の指定を付け加えておく。僕の場合は、プロファイル名は default なので、これを付け加えておいた。
■ 同時に3.0と3.5を起動させる
さて、これで3.5のほうのホロのアイコンをクリックすれば、Firefox 3.5が起動して、3.0のほうのホロをクリックすれば、Firefox 3.0が起動するようになった。ただし問題がある。既にFirefox 3.5が起動している時に、3.0のアイコンをクリックして起動させてみてほしい。3.0が起動すると思いきや、3.5が起動してくる。
「3.5を起動してる時でも3.0も起動させたいんだよ・・・やっぱり、ほらさ・・・3.5だとまだアドオンの対応が不十分だから、サイトによっては3.0の時のほうがいいじゃん・・・」
みたいな人には、これはちょっと残念な結果となってしまう。今のままでは、同時にどちらかのバージョンでしか起動できないからだ。じゃあ、ダメじゃんよって諦めることは無い。今、3.5が起動している状態だとして、3.0を起動させたいなら、-no-remote のオプションを付けてFirefoxを実行してやればいい。以下のように、firefoxの実行ファイルにプロファイルの指定をして、尚且つ -no-remoteのオプションを付けて実行してやる。
$ ./firefox -P "default" -no-remote
"default"の部分は、今まで使っていたプロファイルのプロファイル名になるので、環境に合わせて読み替えて。-no-remoteのオプションは後から起動させるFirefoxに付けるオプションになる。普段は3.5を起動させてて、たまーに3.0を後から起動させたいなってゆー場合には、パネルに追加してあるFirefox 3.0のほうの設定を以下のように変えてしまうのも手。
僕の場合は、3.0なんて滅多に起動しないし、通常は3.5を使っているのでこのようにした。もし逆なら3.5のほうに-no-remoteのオプションを付けてやればいい。これで僕の環境では、Firefox 3.5が起動している時でも、背景が黒いほうのホロのアイコンをクリックするとFirefox 3.0が起動するようになってくれている。
今回やったことを簡単にまとめると、
- Firefoxのバージョンが複数あってプロファイルを分けてるなら、どのFirefoxも起動するときはプロファイル名を指定するようにするのがいいかな
- 同時に違うバージョンのFirefoxを動かしたい場合は、あとから起動するほうに-no-remoteのオプションを付けてやる
あ、僕は3.0に関してもaptで入るものじゃなくて、公式から落としたものを使っていたりします。
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